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伊祖城跡 伊祖集落にある標高70mの台地に築かれた最も古い城のうちの一つである。城壁はすべて琉球石灰岩を用い、城門から本丸跡までは切石積み、野づら積みで造られている。
展望台からは、貿易港としていた牧港河口や、読谷の残波岬が望める。
★2018年伊祖グスクが国名勝に指定されました。【御嶽「アマミクヌムイ」に追加指定】
国名勝に指定されたことを祝う記念祝賀会が9月8日関係者や地域住民らで行われたようです。

県指定史跡 伊祖城跡
伊祖城跡は、伊祖部落の北東方に位置し、東西に延びる標高50m〜70mの琉球石灰岩の丘陵上に築かれた城である。
眼下に沖縄最古の貿易港牧港をはじめ宜野湾、北谷の海岸、読谷の残波岬、南西には慶良間諸島を望む雄大な景観を呈し、要害の地になっている。
伝承によると伊祖城は英祖王(1229〜1299年)の父祖代々の居城といわれ、英祖王もこの城で生まれたという。
比較的規模の小さな城であるが、丘陵を取り囲む形で石垣が巡らされている。石積みは切石積みと野面積みの両積石の技法が用いられ、東北向きの城門付近から本丸跡(現伊祖神社付近)にかけては切石積み、南西側の断崖上の崖緑は野面積みとなっている。伊祖城跡の考古学的な調査はまだ実施されてないが、城内外からはグスク系土器や須恵器、中国陶磁等が採集されている。
                            昭和60325
                            沖縄県教育委員会
                  浦添市教育委員会

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