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ジュールクニチーの御願の仕方 |
旧暦・新暦1月16日 |
旧暦の16日は、「グソー」(後生、あの世=来世)の正月、仏の正月といわれています。各地で盛大に祖先供養を
行います。沖縄本島北部、宮古、八重山諸島では、ジュールクニチーをシーミー(清明祭)以上に盛大に行うところが
あります。首里に近い場所ほどシーミーが重視され、首里から遠い場所ほどジュールクニチーが重視されているようです。
とくに宮古、八重山諸島では、故郷を離れている人たちもジュールクニチーだけは帰郷し祖先供養をします。
どうしても故郷に帰れない場合は、那覇港のミーグスク(三重城)などに集まり、故郷のお墓へ向かってオトーシ(遥拝)する
こともあります。那覇や首里、また本島北部の今帰仁あたりでは、ミーサ(一年以内に亡くなった人)のあった家でのみ、
親族や知人が集まって重詰め料理を墓前に供え、祭りを行います。これをミージュウルクニチー、アラジュウルクニチー
(新16日祭)と呼んでいます。この祭りを2年続けて行うところもあります。
【用意するもの】
・線香、ウチカビ(あの世のお金)
・重箱料理、ウチャワキ(カマボコ、昆布、魚のテンプラなどを奇数皿に盛ったもの)
【御願の手順】
@親戚縁者が墓前に集まり盛大に先祖供養を行う。
A仏壇には、お茶、お酒、ウチャワキなどを供え手を合わす。
【その他】 |
【御願のグイス(拝みの言葉)例
サリ アートートー、ウートートー
尊いご先祖様、今日は16日の日でございます。こちらにウチャワキをお供えしておりますので、お受け取り下さい。
サリ アートートー、ウートートー |
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参考文献
・沖縄暮らしのしきたり読本
・御願ハンドブック |
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