沖縄 菊酒

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・正月
・年頭の健康祈願
・ハチウクシー
・ヒヌカンの迎え日
(サカンケー)
・ジュールクニチ祭
・2月の屋敷御願
・2月ウマチー
・春の彼岸
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・清明祭(シーミー)
・四日節句(ユッカヌヒー)
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・5月ウマチー
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・旧盆(ナカビー)

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・十五夜(ジューグヤー)
・秋の彼岸
・菊酒(チクザキ)
・トゥンジー(冬至)
・ムーチー
・12月の屋敷御願
・ヒヌカンの昇天
 ウグヮンブトゥチ(御願解き)

・トゥシヌユゥル(大晦日)


菊酒(チクザケ)  御願の仕方 旧暦9月9日
旧暦9月9日(クングヮチ・クニチ)は、九の数字は陽の数(奇数)のうちで一番大きな九という字が二つ重なるので、
重陽(ちょうよう)の節句といい、別名「菊の節句」ともいわれています。
九が重なる「重九」は長久に繋がるということからその日は各家庭で菊酒を「火の神様」「祖霊」にお供えして
家族の健康と繁栄を祈願します。


【用意するもの】
 ・お酒、菊の葉 3枚  
 ・線香12本3本(火の神用)
 ・線香3本(仏壇用)、家族分用意する
 
【御願の手順】
 @酒を入れた盃に菊を3枚うかべます。
 A火の神に対して線香12本3本を立て菊酒を供えて、拝みます。
 B仏壇に対しては、菊酒を供え、まずは家長がヒラウコーを立て拝み、
   続いて集まっている家族
がそれぞれヒラウコーを立て拝みます。
【御願のグイス(拝みの言葉)例
 サリ アートートー、ウートートー
  今日は菊酒の日です。香り高い菊の葉をお供えし、○○家の家族の健康と繁栄を祈願いたします。
  9月9日の菊酒の拝みでございます。
 サリ アートートー、ウートートー

 御願が終わった後、お酒をいただきます。子供にはウビナディ(大人が子供の額にお酒を中指でチョンと付ける)
 をします。
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 参考文献
 ・沖縄暮らしのしきたり読本
 ・御願ハンドブック
                 

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