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沖縄の御願の仕方に戻る
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ウグヮンブトゥチ(御願解き)
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8月の屋敷の御願・シバサシ |
旧暦8月10日前後から2週間 |
1年の後半の家族の無事を願って行う8月の屋敷の御願。
2月の屋敷御願と同様、家の中の神々に家内安全などを祈願します。8月の御願ではさらにススキと桑の葉で作った
魔除けのゲーンでシバサシ(柴差し)を行います。この時期は、お盆が終わってもあの世に帰らなかった浮遊霊たちが
うろついているのだそうです。そこでゲ―ンを土地の四隅や門、井戸、トイレ、駐車場などに挿して、ヤナムンが入って
こられないように結界を張ります。
(ゲ―ンとは、ススキの葉を3本束ねて右回りに結んだもの。桑の葉にも呪力があるといわれて、ススキと一緒に
結びます。二重のパワーで効果アップしたのが、シバサシ用のゲ―ンです)
住んでいる家がアパートや貸家など自分の土地でない場合は、屋敷の四隅の御願は必要ありません。家のヒヌカンと
トゥファシラ(玄関やベランダに面する入口)、トイレを拝みます。
【用意するもの】
■白紙 3枚重ねたもの
■線香12本3本(15本線香)を8組+トイレの数分
(四隅とヒヌカン、門〈右、左、中央〉、トイレの数分)
■果物 (ミカン、バナナ、りんごなど)
■ウチャヌク
■ビンシー(お酒、水、お米、塩)
■ゲ―ン(ススキと桑)
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参考文献
・沖縄暮らしのしきたり読本
・御願ハンドブック |
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