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沖縄の御願・祈願の仕方

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・ヒヌカン、旧暦1日・15日
・正月
・年頭の健康祈願
・ハチウクシー
・ヒヌカンの迎え日
(サカンケー)
・ジュールクニチ祭
・2月の屋敷御願
・2月ウマチー
・春の彼岸
・浜下り(ハマウリ)
・清明祭(シーミー)
・四日節句(ユッカヌヒー)
・グングヮチグニチ
・5月ウマチー
・七夕(タナバタ)
・旧盆(ウンケー)
・旧盆(ナカビー)

・旧盆(ウークィ)
・8月の屋敷の御願・シバサシ
・十五夜(ジューグヤー)
・秋の彼岸
・菊酒(チクザキ)
・トゥンジー(冬至)
・ムーチー
・12月の屋敷御願
・ヒヌカンの昇天
 ウグヮンブトゥチ(御願解き)

・トゥシヌユゥル(大晦日)


8月の屋敷の御願・シバサシ 旧暦8月10日前後から2週間
1年の後半の家族の無事を願って行う8月の屋敷の御願。

2月の屋敷御願と同様、家の中の神々に家内安全などを祈願します。8月の御願ではさらにススキと桑の葉で作った
魔除けのゲーンでシバサシ(柴差し)を行います。この時期は、お盆が終わってもあの世に帰らなかった浮遊霊たちが
うろついているのだそうです。そこでゲ―ンを土地の四隅や門、井戸、トイレ、駐車場などに挿して、ヤナムンが入って
こられないように結界を張ります。
(ゲ―ンとは、ススキの葉を3本束ねて右回りに結んだもの。桑の葉にも呪力があるといわれて、ススキと一緒に
結びます。二重のパワーで効果アップしたのが、シバサシ用のゲ―ンです)

住んでいる家がアパートや貸家など自分の土地でない場合は、屋敷の四隅の御願は必要ありません。家のヒヌカンと
トゥファシラ(玄関やベランダに面する入口)、トイレを拝みます。

【用意するもの】
 ■白紙 3枚重ねたもの
 ■線香12本3本(15本線香)を8組+トイレの数分
  (四隅とヒヌカン、門〈右、左、中央〉、トイレの数分)
 ■果物 (ミカン、バナナ、りんごなど)
 ■ウチャヌク
 ■ビンシー(お酒、水、お米、塩)
 ■ゲ―ン(ススキと桑)
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 参考文献
 ・沖縄暮らしのしきたり読本
 ・御願ハンドブック
          


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